バックテスト検証証拠

DMI/ADXの期間14・水準25は推奨値にできるのか。ADXは何を絞っているのか?

DMI/ADXのDIクロスは勝てる?1,344通り検証した結果

検証結果

共通の推奨値にはできませんでした。期間14・水準25のDIクロスは15分足では2024年と2025年の両方が黒字ですが、1時間足は2025年に101回・−68.1pips、4時間足は両年黒字でも2025年は19回だけです。1時間足の56設定で両年黒字だったのはDIクロス9設定、DI比較16設定でした。ADXが25以上だった足は期間14・2025年で15分足40.51%、1時間足47.24%、4時間足37.58%あり、DIクロスに水準25を課すと残った回数は2,184回中339回、534回中101回、141回中19回です。水準25は市場の半分前後を残しながら、クロスの4分の3以上を落としていました。

主要数値

期間14・水準25の1時間足
2025年はDIクロス101回・−68.1pips、DI比較181回・−388.5pips。2024年は+137.5pipsと+72.3pips
ADXが25以上だった足の割合
15分足40.51%、1時間足47.24%、4時間足37.58%
水準25を通ったDIクロス
15分足2,184回中339回、1時間足534回中101回、4時間足141回中19回

検証範囲

  • 米ドル/円、2025-01-01〜2025-12-31(比較用に2024年も同条件)
  • 15分足・1時間足・4時間足
  • 読み方2種(DIクロス/DI比較)×計算期間8種(5〜50)×ADX最低水準7種(0〜40)=112通り、時間足3種×期間4区分で1,344回
  • スプレッド0.3pips固定、0.1ロット、約定は終値

検証方法

Formiqのバックテスト機能で実測。DIクロスは+DIと−DIが入れ替わった足だけを入口にし、DI比較はADXが水準以上なら優勢な線の方向へ入ります。決済は反対方向のDIシグナルまでで、エントリーと決済に同じルールセットを使います。固定の損切り・利確は主検証では使いません。

この証拠からは言えないこと

  • 通貨ペアは米ドル/円のみ、期間は2024年と2025年の2年だけです。
  • 約定は終値、スプレッドは0.3pips固定、0.1ロットです。
  • ADX(14)は最初の値に28本分の計算が必要なため、各期間の前にウォームアップを置いています。
  • 主検証は反対のDIシグナルで決済しており、固定の損切り・利確は別に測っています。
  • ADXは+DIと−DIの差を絶対値にしてから平滑化するので、上昇と下落を区別しません。水準は方向ではなく2本の距離を絞ります。