バックテスト検証証拠

スーパートレンドの期間と倍率は、どちらが結果を動かすのか?

スーパートレンドの期間と倍率:36通りの設定を検証

検証結果

倍率でした。1時間足で期間を5から30まで変えても年間の取引回数は205〜212回でほとんど動きませんが、倍率を1.5から5に変えると408回から80回へ5倍の幅で動きます。2025年の損益の平均も、期間による差が406pipsなのに対し、倍率による差は1,142pipsでした。2024年と2025年の両方で黒字だったのは15分足と1時間足がどちらも36通り中21通りで、4時間足は2024年に36/36すべてが黒字だった一方、2025年は10/36です。初期設定の期間10・倍率3は1時間足で2025年+1,121.8pips、2024年+1,145.0pipsでどちらの年も黒字でした。期間30・倍率5は2024年+2,663.7pipsでも2025年は+52.2pipsで、取引の少ない高倍率ほど年ごとに振れます。

主要数値

期間と倍率が取引回数に与える幅(1時間足)
期間5〜30で年205〜212回、倍率1.5〜5で408回から80回
両方の年で黒字だった設定
15分足と1時間足が36通り中21通り、4時間足は2024年36/36・2025年10/36
初期設定の期間10・倍率3(1時間足)
2025年+1,121.8pips、2024年+1,145.0pips

検証範囲

  • 米ドル/円、2025-01-01〜2025-12-31(比較用に2024年も同条件)
  • 15分足・1時間足・4時間足。1時間足は2025年で6,226本、15分足24,903本、4時間足1,610本
  • 期間6種(5〜30)×倍率6種(1.5〜5)=36通り。時間足ごと・年ごとに実行
  • スプレッド0.3pips、0.1ロット、スリッページ0

検証方法

Formiqのバックテスト機能で実測。スーパートレンドが上向きに転換した足の終値で買い、下向きに転換した足の終値で売り、決済は反対側への転換のみです。損切り・利確・時間決済は使いません。1トレードずつの約定価格からpipsを再集計しています。

この証拠からは言えないこと

  • 通貨ペアは米ドル/円のみ、期間は2024年と2025年の2年だけです。
  • スーパートレンドの実装はATRの計算方法(単純平均かWilderか)とバンドの追従ルールで差が出ます。この数値はFormiqの実装によるものです。
  • エントリーも決済も足の終値で行い、スプレッドは全期間0.3pips固定です。
  • 4時間足は年間26〜110回、倍率5の行は26〜29回です。この件数の勝率やPFは、そもそも幅の広い数字です。